建築業界に携わり27年、 私が建築士を目指したきっかけは、インテリアコーディネーター時代のお客様のお声でした。

当時はキッチン周りを中心としたコーディネートのご提案を させていただいていたのですが、そこで出会うお客様のお話を伺っていくと
・狭くて暗い、閉鎖的なキッチン空間をなんとかしたい
・料理や配膳、収納など日々の家事が楽になるようなキッチンが欲しい
・みんながくつろぐリビングのような家族との繋がりがあるキッチンにしたい
といったお声が多くあがったのです。

しかし、キッチンを良いものに変えたとしても、 そもそもの間取りやライフスタイルに合わせた動線設計、 採光計画などを改善しなければお客様のお声を解決しきれないことが多く、 コーディネーターとしてのご提案だけでは限界があると感じるようになりました。 そこで、お客様のお悩みを根本から解決したいと考えるようになり、 ご家族のライフスタイルや、憧れる暮らしなどのご要望に合わせた設計提案からインテリアコーディネートまで、トータルコーディネートを行う為に独学で一級建築士の資格を取得。
取得後は、地元工務店や設計事務所で経験を積み、その後は設計・提案力をもっと磨きたいという想いから、2億〜10億円以上のお家を建築するハイクラス住宅を扱うデザイン事務所の道へ進みました。
そこでの経験は私の建築士としての信念に大きな影響を与え、そこから私は、 会社本位のデザインや設計を押し付けるのではなく、 住まいで暮らすお客様のライフスタイルや趣味嗜好などのヒアリングを通して 「なんとなくこうしたいなというイメージはありながらも言葉にできない...」 といった所までを汲み取り、想像している以上のものをご提案することを大切にしてきました。
これらの経験を基に、住まいを建てられるお客様の理想を実現する為にメゾン・レーブの代表となりました。

限りある予算や条件の中で、こだわり全てを詰め込むことは難しいかもしれない。
ただ、その限られた中でお客様にとって最適かつ想像を超えるプランニングをご提案し、 お客様ご自身が自慢したくなる空間、感性が磨かれる空間を創りたい。

そんな想いでメゾン・レーブは家づくりのお手伝いをしています。